東北

いま青森である研修へ向かう新幹線の車内だ。暇つぶしに週刊誌を読んでいたら心に留まる言葉が、
「生きているから、とりあえず死ぬまで生きるのだ」
江戸時代の町人の心意気を語った言葉なのだそうだ。
人生を諦めるという意味では無い、窮屈な身分制度に縛られながらも最後まで、自分自身の生を全うするのだという気持ちの現れなのだろう。
現代のサラリーマンにも通ずる言葉のように思える。
あぁー、ネガってんな俺。

[本日の日常]

hir_u2006-09-08

イロイロ重なって今週末のレースの予定はなくなったけど
レースとセットで考えていた研修の方はキャンセルできるわけもなく
月曜日から青森の僻地で3日間、毎度のとおり牛と戯れる。
異動が決まってしまったので今回がこの研修を受ける最後のチャンス
だから仕方がないか。(職場のお金で温泉三昧は嬉しいけど)
去年の試験で合格しているので既に資格保持はしているのだけど
そのときの成績がお粗末だったために最履修とのお達しが所属協会
よりあり東北の最果てまで行くことになってしまった。
んでもって、都内でこの資格を持っている人は自分をいれて5人。
内地に3人、離島に2人。この資格は公的もしくはそれに準ずるような
団体に属していないと有効にならない。
内地の1人は既に引退、もう一人は現職場のボスであと1年で定年。
で残りの1人がわたし。来年には東京都民1/1200万(離島除く)男になるんだな〜。
ま、えばれるような資格じゃないけどね。
んでもってどうやって行くんだあんなとこ。車だったら良いんだけども電車で行けと
言われてるしな〜、駅弁の旅だな。

異動の内示がでた、確定でひっくり返ることはないようだ。
立川駅で乗り換えてさらに3駅ぐらい西へ行くことになる。
これだと通勤に1時間50分ほどかかるので引っ越すことにした。
1日の4時間を通勤に使うなんて耐えられん。
しばらくはバタバタと過ごすことになるだろうな、目標にしていた
大会にも出れないし一気にやる気が低下している状態。
早く建て直しを計らねば。

んで、本題に書いたエロメール。あの手この手でメールを開けてもらおうと
業者も無い知恵を絞って工夫したメールを送ってくる。
時々、心にヒットするメールも来るので少し楽しみにしていたりする。(開けないけど)
それで今日届いた一通、



差出人         件名
ラオウ         「まだエッチ経験すくなくて...」



ん〜ん、そうだったのか、世紀末にただひたすら拳の道に生きた男がそういう秘密を抱えたまま
逝ったのか,,,
なんでこんな面白いこと考えるかな?他のことでやっていけると思うんだよなこのメール職人。

[本日の一冊]

アラビアの夜の種族 (文芸シリーズ)

アラビアの夜の種族 (文芸シリーズ)

この作家に嵌ってしまった。
これまでにも文章を読んでその内容でなく表現、構成に感動させられたことは
あるがこの人もその手の作家だと思う。
本の中で展開する史実に基く現実、そして登場人物により作り上げられる虚構。
劇中劇の中で物語る語り手。
登場人物が劇中劇の物語に捕り憑かれるようにこの本に捕り憑かれたかのように
貪り読んでしまった。
言葉の力ではなく文章の力にただただ凄い!と感動してしまった。



ただ、読み進むうちに1つのことに気がついた。この作者Wizのマニアか
過去にWizの世界に触れたことのある人物なんだろう。
あの世界独特の匂いを文章から感じる。

[本日の日常]

17行の本を店員に探させている人がいた。
店員が確認していたが17頁ではなくて17行で間違いないと言い張る客。
作者も題名も判らないと言う。ただ黄色い本だったとのこと。
まるでファンタジーの導入のような話で童話好きとしてはドキドキして心拍数が
上がりそうな展開だか、その本を尋ねているのは見るからに神経質そうなおばちゃん。
あー、店員さん御愁傷様って感じ。
サービス業の人は大変だ。

今日からインターバル的な練習が入る。いやだな〜、嫌い。
嫁御のいるとこだけ雨、日頃の行ないだぜまったく。
お天道様は良く観てらっしゃる。


引きずり回されてゲロ吐かされちまったい、めったなことは書かないことだな。
コンチクショウ...